帰りのバスでよく一緒になるお姉さん。いつも長いワンピース着て、髪を上手にまとめてる、背の高い人。わたしと同じとこで降りる。今日もわたしより先に降りて、前を歩いてる。と、立ち止まってかがんだ。見ると、超でかいかたつむり!…の殻に、手を伸ばしてた。助けてあげようとしたのかな。なんか素敵。
全然別の話。自分が道ふさいでるのに気付かず、ゆっくり歩いたり立ち止まったり、する人にはなりたくないなとよく思う。けどそのうちなるんだろうな自分も、と自戒しておこうという気持ちもある。
なんかちょっぴり、見失ってる感の今日この頃。沖縄についての本読もうとか、思いつくことは色々とあるんだが。
そんな中、巨匠とマルガリータ読み始めたらめちゃくちゃおもしろい。
なんですかこの止まらない感。フィクションにはまる、って最近なかったな。ロシアの奇想小説ナンバーワン、みたいに書いてあるけど。ドグラマグラみたいなのかと思ったら、さにあらず。なんか、描写がすごいスピード感あって、品もある。上巻が一気に終盤に。
ゴーゴリとか初期ドストエフスキーとかの系譜、なのかな。同じようなシーン書いてても、スティーブン・キングとこうも違う方向性になるわけ。やっぱロシア文学はあなどれませんわ。
誰とも共有できなさそうだけどこのネタ。特に今のご時世。
byせいよう